「学ぶことの最大の障害は、答えを教えることではないか?それは自分で答えを見つける機会を永久に奪ってしまうからである。自分で論理的に考えて答えを見つけ出すのが、人が学ぶための唯一の方法だと私は信じている。人が考えるようになるためには、「!」マークよりも「?」マークの方がよっぽどいい。」
ゴールドラット博士の言葉です。 飛躍的な成果を出すためのTOC流のたった一つの極意中の極意とは何か?それは、「良い問い」の立て方です。 さまざまな方々が、それぞれの立場を持って議論している中で、気が付いてみると、終わりのない「空中戦」をただひたすら続けている中、 「いま、ここで本当に問うべき問いは――」 というセリフで、議論の流れが一気に変わり、集中した議論になり、ブレークスルーのアイデアが生まれる。 TOCを実践し、従来の既成概念を打ち破る成果を出した方ならば誰しもが経験している場面だと思いますが、そこには、必ず「良い問い」があります。 長年の研究の結果、TOCではこうした「良い問い」の立て方をプロセスとして形式化することで、誰もが飛躍的な成果を生み出せるようにしているのですが、今回、その「良い問い」の創り方について、いままで公開されていなかった奥義とも言えるノウハウをわかりやすくまとめた書籍を出版することにしました。 『The Force of Questions いま、あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ。』 この本は、現在書店には流通しない「非売品」として、限られたごく一部の方々に活用されていますが、今回、ゴールドラット博士の10周忌メモリアルの一環としてTOCクラブでこのコンテンツを公開することになりました。 この本は、文字で学び、動画で学びを深めるハイブリット本になっていて、楽しく学びながら、「問いの力(フォース)」を身に付けられるようになっています。 学校で習う問題には正解がある。でも、社会人になると正解のない世の中で生きていく必要がある。
あらゆる産業界、行政、組織でブレークスルーを起こした先達は、自ら「問い」を立てて、世の中で未解決の問題に取り組み 世の中の既成概念を打ち破るソリューションを生み出している。 今回のセミナーでは、既成概念を打ち破るソリューションを生み出す極意もわかりやすくシンプルにご紹介します。 2022年09月14日【オンライン】
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講演の中でご紹介した書籍は、
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今回のTOCクラブは、多くの方からのご希望があったテーマである
「個人の成長のためのTOC~充実した人生に向けた4つの問い~」です。 TOCの国際大会でも大反響を得た、世界中のエキスパートを唸らせたTOCを活用して自分の人生をより充実したものにしていくための方法についてお話しです。 今回お話しするのは、ゴールドラット博士の愛娘であるエフラットです。 彼女は個人や組織の成長を促すトレーニングの研究開発に携わる心理学のドクターであり、ゴールドラット博士が人生で最も重要な本と位置付けている『ザ・チョイス』の共同執筆者でもあります。 「自分は何が得意なのか?」 「何をするのが好きなのか?」 「何が自分を突き動かすのか」 「自分の性格に合うものは何か?」 彼女が提唱するこれら4つの問いには深い意味があり、これらの答えが重なるところに、人生を豊かにする働き方の核心が見えてきます。 いま、自分の夢や目標、働き方にお悩みの方はもちろんですが、日々やりがい・はりあいを感じられている方にとっても、改めて人生の重要な問いに向き合い、さらに高いレベルを目指していくことにつながるはずです。 2022年01月11日【オンライン】
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科学には、文化や宗教の壁を越え、世界の『常識』をつくる力がある」
こう語るのは、京都大学の前総長であり、霊長類学の世界的権威として名高い山極壽一先生です。 みなさんご存知の通り、山極先生はゴリラ研究の第一人者として数多くの優れた業績を残しており、研究を通じて自ら世界に新しい「常識」を作り上げてきた科学者の一人です。 また、京都大学の総長としてもご活躍され、優秀な学生・研究者のみなさんのイノベーティブな活動を後押しされてきたアカデミアのトップマネジメントでもあります。 そんな山極先生にご講演いただく今回のTOCクラブのテーマは「ゴリラからの警告ー人間と科学の本質を読み解く」です。 ゴリラ研究では自らジャングルに入り、実際にゴリラと生活を共にすることで、その知られざる生態や社会性を次々と明らかにしてきた山極先生。 新型コロナウイルスの影響で日々の生活が根本から見直され、まさに時代の転換点ともいえる現代ですが、ゴリラとの比較を通して人間の本質を読み解くことには、きっと大きな学びがあるはずです。 そして、丁寧な観察と科学的な考察によって、それまでの「非常識」を世界の「常識」へと塗り替えてきたご経験から、科学とは何か、そのパワーと魅力についてもお話しいただきます。 「科学は、文化や宗教の壁を越えて常識をつくる。それはこれまで科学の道を志した人々の無数の問いによって更新されてきた。その世界は功名心ではなく、新しい発見と事実にもとづいて未知の扉を開けたいという謙虚な心によって支えられてきた。科学は世界の見方を共有して友をつくり、平和をもたらす大きな力となる。ぜひ、その真の魅力を現代の若者に知ってほしいと思う」 山極先生の「ゴリラからの警告」からの引用です。 感情論や精神論に陥りがちなマネジメントの現場において、どうやって組織みんなのものの「見方」を共有し、どうやって「友」と言えるような仲間をつくり、大きな力を生み出していくことができるのか。 科学的に考え、行動する秘訣はアカデミアでもマネジメントでも、きっと共通する部分があるのではないかと、今からとても楽しみにしています。 |
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クルマが停滞してナカナカ前に進まないとイライラするのは人のサガですが、仕事が停滞してナカナカ前に進まない場合はどうでしょうか?
「仕事が停滞してなかなか前に進まない」 もしも、そんなイライラが職場にあるのなら、仕事にも渋滞があることになります。 現実の職場では停滞はまだマシなほう。もしも、手戻り、手直しだらけであれば、停滞しているだけの渋滞よりも、さらにひどい状態なのかもしれません。 今回のTOCクラブでは、名著「渋滞学」の著者、東京大学先端科学技術研究センター教授の西成活裕先生に「アリから学ぶ渋滞しない仕事術」についてお話をしていただきます。 西成先生は、「世界一受けたい授業」や「楽しく学べる最強教科書クイズ」など様々なメディアに登場されておられますので、ご存じの方も多いかと思います。 西成先生の魅力は何といっても楽しくわかりやすいこと。さらに、すぐに実践できる知見にあふれていることです。 数理物理学をベースに分析した科学的な知見をベースに、あらゆる仕事の流れにおける渋滞解消に活用できる知見を、西成先生流に、楽しくわかりやすくお話をしていただきます。 全世界のアリの観察から発見した渋滞解消の論文は、世界を代表する物理学のジャーナルPhysical Review Letters(アインシュタインの論文もここで掲載されています)に掲載され、特報として欧州でニュースとして取り上げられたほど話題になった内容です。 実は、副題の通り、仕事の渋滞を解消するヒントは「アリ」の行動を分析することで見えてきます。 「アリは○○ない!」 という西成先生の言葉は、非常にわかりやすく印象的でありながらも、仕事の流れの核心を突いた非常に本質的なメッセージです。 ぜひ当日を楽しみにしてください! 2021年04月01日【オンライン】
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